「君の名は。」を観ました
今話題の「君の名は。」を観てきました。
聖地巡礼とかが流行ってるみたいですね。
一斉を風靡していると言っても過言ではないかも。
ここ数年で、ここまで映画が世を沸かす作品ってあったでしょうか。
私は映画通の人とかではありませんので多くは語れませんが、
いかに新海誠さんが凄い人かってことと、いかにRADWINPSの曲が素晴らしすぎるかってこと。笑
実は1回観ただけじゃストーリーが理解できず(恥ずかしい)
必死に
『君の名は 解説』 とか
『君の名は 伏線』 とか
必死に調べて、2度目を今日観てきたわけでありマス。
1回目の私、どんだけぼーっとしながら観てたんだろう。(殴)
でも、今日でちゃんと理解できましたよ。
言葉にしたい作品でしたのでblogを続けます。
なんでしょう。
あくまで私基準の話ですが、観終わった後に余韻が続いたり、自分もその作品の中に入った感覚が抜けなかったりする作品こそが『この映画よかった』っていう感想に結びつくものが多い気がします。
君の名は。は特にそれが強くて、多分明日も明後日もこの気持ちは続くでしょう。
人と人が入れ替わる類の話って、漫画とかドラマとかにいくらでもある気がしませんか。(例えばの作品名は出てきませんが、、、)
言ってしまえば君の名は。だってそういうお話です。
何にもない田舎に住む『三葉』と、たくさんの物に溢れる大都会に住む『瀧』が入れ替わる話。なんだかありがちなストーリーにも思えますが他と少し違うところは〝入れ替わりをする二人はお互いのことを全く知らない″ 〝何も接点のなかった二人が突然に入れ替わりを果たす″というところ。住んでる場所も、性別さえも違う相手と入れ替わりを果たすなんて、まぁ当たり前ですけど現実世界じゃありえませんよね。だからこそこの作品のこのストーリーがアニメーションで良かったなって私はすごく感じました。実写だったらどんないい監督でも、どんな良いキャストでも、ストーリーが生きなかったかなって思いますよね。
でもこうやって新海誠さんが素敵なストーリーを、素敵な描写と、音楽と、映像で『君の名は。』という作品としてこの世に残してくれた訳ですからそれだけで生きててよかったとか思えます。(何言ってんだ)
時さえも超えて相手を想う気持ちと、徐々に惹かれあっていく二人の恋心。
それはそれは切なくて、儚くて、美しくて。
秋元康が
人は、誰かを探している。
人は、誰かを待っている。
運命はいつだってもどかしい。
新海誠が描く世界は〝それでも″希望に満ちている
っていう感想コメントを載せていました。
秋元康、選ぶ言葉がいちいち天才すぎ。笑
本当にそうですよね。
きっとみんなまだ見ぬ何か、それは人でも、出来事でも。これから起こりうる何かに可能性を感じて、期待して。希望とか奇跡とかを信じるんですよね。それが時には煙たがられたり寒いと思われたりすることだってあるけれど、諦めないでそこに向かっていく。その時の人のパワーたるものや凄いものです。
この話の中の三葉ちゃんと瀧くんにもそういう力を感じました。
あ、感情的になるあまり映画の感想とスゲーずれちゃった。
人生に迷うフリーター、映画を深く捉えすぎちゃう、あるあるですね。笑
多分この映画観ればみるほど新しい発見とか感じることがある気がします。
私はあと3回くらい観たいな。
全然感想と批評になってなくてすみませんでした(笑)
まだ観ていない方は是非是非。
きっと大切な作品の中の一つになりますよ。
RADWINPSの『なんでもないや』というED曲の中で、素敵な歌詞があったので
ここに書き置いて、このblog締めますわ。
君のいない世界にも何かの意味はきっとあって
でも君のいない世界など 夏休みのない八月のよう
君のいない世界など 笑うことのないサンタのよう
私もまだ観ぬ相手を探します。(笑)
以上、君の名は。を観ました
でした。